弘法大師様 お四国お遍路の巻(第2部)
徳島県 1番札所 霊山寺 お大師様のお顔が
祖母の顔に 驚く賢太
ばあちゃん👵 思わず 賢太は 叫んでしまった
(何で ばあちゃんが？)
その時お遍路さんの 年配の老人が 近づいて来た
(若い人 どうかしたのかね)
賢太は お大師様のお顔が 亡くなった 祖母に見えたと ご老人は 話を聞き
( それは間違いなく おばあちゃんだね! 君が お四国遍路に来た事喜んでいるよ)
その言葉に 思わず目頭から 涙が溢れた
ご老人は 歩き遍路は大変だけどね
(君は祖母様から お大師様とご縁が繋がる様に おばあちゃんからの贈り物だよ)
その言葉に
(おばあちゃん有難う)
また 涙が 頬を伝い落ちた
賢太は必ず お大師様の お四国八十八所を 回る 決意を改めて心に 誓った
納経帳に お印を頂き 第二番 札所 極楽寺に 向かって 歩き出した
秋の風が 心地よい遍路道を 歩いていると
何処からか 声が聞こえた(ウン？)
(オイ、賢太)
え？キョロ
キョロと 当たりを 見回す賢太
(気のせいか？)
(仕事も無し 何ブラブラ歩いている)
賢太は今度は確かに 聞こえたが周りには
誰も居ない
(何だ！この現象は 悪霊でも居るのか？)
少し気味が悪い気がする
早く歩いていこう
早足で歩いて行く賢太
(俺だよ、お前の影だよ)
目の前の 自分の影が喋った？
(嘘だろう そんな 事あるはず無い)
(フフフ、だが本当にお前の影だけど ワハハ😆)
賢太は 自分の影を見っめて
(信じられない コレがお四国八十八所巡りの 奇跡と言われる事か！)
(違うな お前は 何の為にお遍路してる？奇跡を求めて 超能力者にでも成るか)
( それとも ただの観光客か、 何か目的が有って お遍路してるのでは無いのか)
影に質問されて 賢太は
( そうだな、自分は亡くなった祖母👵の願いを叶える為)
お四国にきたのだった
(私は祖母と一緒に お大師様と八十八所巡りして行くんだ)
影は
(そうだ！お前の心が お四国遍路に導いているのだ 頑張れよ応援するぜ)
何だか変な感じだが 取り敢えず 影に
(有難う)
と返事をした。
(影さん 聞きたいのだけれど 八十八所全部巡ったら いい事ありますか？)
(ああ、心の豊かさと 愛❤️がお前の人生に 溢れる事だろう それがお遍路だ)
その後 お四国八十八所お遍路を終えた
馬場 賢太は 実家に帰り 母親にお遍路途中
色々な奇跡を お大師様から 見せて頂き 本当に感激したと
御仏壇の祖母にも 報告しました。
後日ハローワークから 良い就職先を
紹介され 第二の人生を 歩き始めました。🚶
第13話 第2部 終わり
本当に お四国遍路された方々からも
道中奇跡的な事 多くありましたと聞いています
私も40年以上まえに お四国遍路いたいましたが
色々な霊的体験を致しました お大師様のお導きですね
南無大師遍照金剛🙏